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PS3『大神・絶景版』

名作として有名な『大神』をクリアーしましたので、感想をば。

大神は日本神話をモチーフとしたアクションゲームです。
主人公はアマテラスの化身である白いオオカミで、小さな妖精絵師イッスンと共に、妖怪によって闇に包まれた世界を復活させるお話です。

ゲーム自体は簡単で、崖から落ちてもほとんどペナルティーがなく、ボス戦の前には復活用チェックポイントがあり、ことあるごとに、イッスンがヒントをくれます。
一度も死亡する事なくゲームクリアー出来ました。
終盤のサブイベントはちょっと難しいものもありましたが、メインは誰でも簡単にクリアーできると思います。

アクションは簡単ですが、ボリュームがあり、道中もボス戦もそこそこスリリングで楽しめます。
ただ、何よりもストーリーと演出がすごく良かった。

ここからはネタバレで気に入った所などを。 独特な絵と世界観のこの作品。
ストーリーは大きく三部構成+ラスボス戦という感じです。
日本神話がモチーフなので、登場人物もイザナミ、イザナギ、スサノオなどなど。
また、昔話や妖怪などもモチーフとなっており、相棒の一寸法師はもちろん、竹取物語や桃太郎
舌切り雀などなどの関連キャラが関連ストーリーが入っています。

プロローグは白いオオカミの姿をした太陽神アマテラスは、100年前に暴れていた八岐大蛇を、生け贄になりそうだったイザナミの為に立ち上がった剣士イザナギと共に封印したものの、ダメージが大きくて共倒れしてしまう。
そして100年後、八岐大蛇が復活して世界は暗黒に包まれる。
最初の村では、イザナギと共に戦った白いオオカミの石像に太陽神アマテラスが憑依して復活した。

第一部では、復活した白いオオカミ姿のアマテラスが、口が悪い小さな妖精絵師イッスンと共に、細々と困っている人を助けつつ、八岐大蛇討伐に向かう。
イザナギの子孫で、大言を吐く割りにヘタレの剣士スサノオや色々な人と出会いつつ進んでいくと、スサノオの片思い相手が八岐大蛇の生け贄になる事がわかった。

まあ戦闘自体は簡単なゲームなので、八岐大蛇は、倒し方を手順を踏みながらやれば、わりと楽に勝てます。
で、いよいよトドメという所で、スサノオが表れます。
実はこのスサノオが八岐大蛇を封印していた剣を抜いた張本人。
英雄イザナギの子孫というプレッシャーと、妖怪が怖くて逃げ回っていたものの、片思いの相手が危ないと知って覚醒。
アマテラスも手伝いつつ、スサノオは見事八岐大蛇を倒しました。

早い段階で封印を解いたのがスサノオと察せられるので、最初は嫌なヤツに思えるのが、この復活あたりで一気に好印象になります。
この辺の演出が小憎い所ですね。

ここまでで一作品くらいの満足感があるのですが、まだまだ話は続きます。
そしてここからが第二部。
最初の村近辺は平和になったので、ぷらりと都に向かいます。
ところが都はすっかり妖魔に犯されている状況。
現況であるはずの八岐大蛇を倒したはずなのに…。
となって、新たなる敵、妖魔王(妖怪王だったかな?)の存在が明らかになります。
色々あって妖怪の元締めがいる鬼ヶ島へ。
罠やら敵やらを倒しつつ、第二部のボス妖魔王、九尾のキツネとの対戦となります。

この九尾のキツネとの戦いの演出がすごい良かった。
このゲーム、『筆しらべ』という特殊能力がありまして、R1ボタンを押すと入力モードになりゲーム画面が止まります。
その間に□ボタンを押しながら方向スティックを弄ると、筆で絵が描けます。
横線を引いたり、丸を描くことで特殊能力が発動して、例えば横線1本なら敵を分断したり、丸に1本線を咥えると爆弾が生まれたりと。

ボス戦では特にこの筆しらべを使って攻略していくのですが、この九尾のキツネ、筆しらべモードに介入して妨害してきます。
この演出は震えました。
もちろんある程度タイマーはあるのですが、筆しらべ中は基本、ゲームを停止した状態で、いわばプレイヤーの独占時間なわけです。
ジョジョの奇妙な冒険で言えば、ザ・ワールドの時の止まった世界に介入された感覚です。
仮面ライダーでいえば、変身しようとする所を邪魔されるみたいな。
もちろん致命的なほどではないのですが、この演出は感動しました。

そんなこんなで九尾のキツネを倒して一件落着と思いきや、まだ真のボスがある模様。
第三部は北の大地、北海道へ。
ここではアイヌ関係のお話になります。
イッスンの正体がコロボックルで、その故郷があったり、ライバル的な人狼がいたりして
まあここでも色々あって、ボスの機械仕掛けの大フクロウをライバル的な人狼と協力して倒します。
この時点でもうラスボスがいる事は判明しているので、まあ物語的には通過点という所です。

そしてラスボス編へ。
ここまででわかった事は、アマテラスは神様のボスで、神々の住む世界高天原が月にある。
何百年か前に八岐大蛇が高天原に襲ってきて、戦いつつも空船ヤマトで脱出しようとしたらヤマトは妖怪だらけで、乗っていた神々はアマテラスともう1人を除いて壊滅。
実はヤマトには八岐大蛇や九尾のキツネの親分である常闇ノ皇が巣くっていて、逃げ込んだ神々を殺すつもりだったと。
結局ヤマトは地球に落ちて、地球は妖怪が跋扈するようになったという事で、ヤマトに乗り込み総ての現況である常闇ノ皇との対決へ。

ここは基本の今までのボスを倒してラスボス戦へ。
で、ラスボスは誰なのかなーと疑問でした。
八岐大蛇、九尾のキツネという日本神話でラスボス格の2体はすでに出ているし、イザナミも人間として出ているとなると、もうちょっと思いつかなかったです。

それで、実際見てみると、その姿は機械っぽいものを内臓した大きな球体。
これ、クリアー特典の設定資料で見ると『空亡(そらなき)』と言うそうな。
なんじゃそりゃと思って調べると、実在する百鬼夜行の絵巻はいくつか種類があるのですが、その一つに百鬼夜行の一番後ろに黒い太陽みたいなのが描かれているものがあります。
まあ、これは百鬼夜行が終わって太陽が昇り始めているとか、不吉な黒い太陽を表しているとか諸説あるみたいですが、この大神が初めてそれを妖怪として設定したそうです。

で、空亡というネーミングですが、これは干支における空白の期間だとか何だとか。
大神も干支がかなり関係しているので、確かにラスボスとして出てくるのは十分納得。
このネーミング、設定にすごく感動しました。
確かにこれなら八岐大蛇や九尾のキツネに匹敵するボスと言えますね。
このゲーム以降、日本の最強妖怪は空亡などと言われるようになったとか。

そんな感じで長くなりましたが、大神は簡単だけどボリュームもあってストーリーや演出の面白い名作でした。
ストーリー重視のゲームが好きならお勧めです。

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